- 駐在中、子供が現地校に行きたくないみたい
- 現地校に馴染めなくて子供が泣いている
本記事では上記について深掘りしています。
子供を連れてアメリカ駐在に行くと、多くの地域で現地校に通わせることになるでしょう。
子供が1日の大半を過ごす現地校ですから、子供にとってはかなり大事な場。
しかし、子供がどうしても現地校に行き渋っていて困る…というのはよくある話です。
そこで、この記事では子供の「現地校行きたくない」への具体的な対策を年齢別に言及しています。

特に小学生の対策では、我が家の実体験を細かくまとめてみたよ
「現地校行きたくない」に悩んでいる全て方の参考になると嬉しいです。
駐在の子供が「現地校に行きたくない」と言ったらどうする?
駐在中の子供が現地校に行きたくないと言い出したら、年齢別に対策が変わってくるでしょう。
「現地校に行きたくない」|プリスクールの場合
プリスクール、つまり3〜5歳の子の場合は単純に「ママと離れたくない」が強い年齢かと思います。
特に、初めて母子分離が起こると大抵の子供は泣きますし行きたくないと言います。
これはアメリカであろうと日本であろうと同じことが起こるので、基本的に無理矢理行かせても良いでしょう。



私も泣き叫ぶ我が子を車に無理矢理詰め込んでた。
担任の先生に無理矢理預けて走ってクラスを出る。
こんな強行突破を約6ヶ月続けていたよ…
ただ、早めに迎えに行ってあげたりお家でたっぷり甘やかせてあげるのは必須。
プリスクールに行っても必ずママが迎えにきてくれるという体験を積み重ねれば落ち着いてくるはずです。
もちろん、家ではたっぷり甘やかしてあげましょう。
注意した方がいいのは、何か明確な理由があって行きたくない場合。
我が家でもありました。
- 仲良しだったお友達が急に冷たくなったから嫌だ
- からかってくるお友達がいるから嫌だ
- ランチの時に牛乳を飲まなきゃいけないのが嫌だ
- 遊びたいおもちゃがあるのになかなか順番が回ってこなくてそれを言えないから嫌だ
このように具体的に何かを訴えてきた場合には親が介入してもいいでしょう。
先生には、「〜らしいんだけど、ちょっとよく見ておいてくれる?」などと伝えていました。
言うだけで親の自分自身も安心しますし、子供も「ママが何か言ってくれた」とコロッと機嫌が直ったりしました。
「現地校に行きたくない」|エレメンタリーの場合
小学生の「現地校に行きたくない」は見ていて辛いですよね。
きっと、日本の幼稚園・保育園や小学校での楽しかった経験がある分慣れていないアメリカでの学校生活が辛く感じるのだと思います。
- 今まで日本語ではコミュニケーションを取れてきていたのに、いきなり言葉が通じない世界
- みんなとどう接していいかわからない。
- 味方であるはずの先生の言っていることも分からない。
こんな状況は、たとえ子供でも泣きたくなりますし行きたくなくなりますよね。



しかも、小学生の子は自分で望んで来たわけではない…
そのため、まずは親が子供を尊重して気持ちに寄り添ってあげる必要があります。
子供とは言え、英語をすぐに話せようになるわけではないことを理解してください。


ただ、小学生はまだ親の行動次第で気持ちの切り替えが可能な年でもあります。
本記事では、小学生の子向けの「現地校行きたくない」に対応した方法をいくつかまとめているので、参考にしてみてくださいね。
「現地校に行きたくない」|ミドル・ハイの場合
ミドル・ハイの子の「現地校行きたくない」は慎重に対応した方がいいでしょう。
- 多感な思春期
- 周りの人間関係が一気に複雑化
- 将来に直結する単位・成績・進路の不安
- アイデンテティの揺らぎ
このように、自分だけではなく周りの環境も一気に変わる時期。
ただでさえ日本でも難しい時期なのに、言語のストレスが乗っかってくる海外の現地校は子供にとっては大変にしんどいでしょう。
親の態度はとても大切です。
- 学校が全てじゃないよと伝える
- 日本帰国も全然視野に入れる
親が「選択肢はあるからね」というドーンとした態度でいられると、子供はそれだけで救われるもの。



「学校に行かせる」よりも、
「心を守ってあげる」・「潰さない」ことが重要
その他で具体的に出来ることは、クラブやスポーツなどの言語依存が低い場に居場所を見つけてあげること。
カウンセラーさんにもどんどん頼ってください。
現地校に行きたくないと言うのはただの甘えではありません。
家の中ではたくさん話を聞いてあげて、心の安全基地を作ってあげてください。
駐在の子供が「現地校に行きたくない」とならないために私がした7つの対策
小学生の子供達が「現地校行きたくない」にならないよう、工夫をいくつかしました。
私がした対処法は以下の通りです。
夫の辞令を聞いて3ヶ月後の渡米だったので、特に日本で英語のレッスンを受けさせてはいません。
アルファベットも未履修のままの渡米でした。
対策①日本人との友人関係を構築する
まず、同じ学校に通う日本人との友達関係を作ることはかなり意識しました。
たまたま会った同じ市内に住むママさんに歳の近い日本人の子を集めてもらい、公園でのプレイデートをアレンジしてもらいました。
そこからは、とにかくお友達を家に招きました。
自宅のおもちゃを充実させて、「⚪︎⚪︎ちゃんのお家楽しいね」と思ってもらえるような努力も多々しました。
家族同士の集まりにも必ず呼んでもらえるように誘われたお誘いは断らず、自分でもたくさん人を家に招きました。
正直ここまで頑張る必要はないですが、とにかく1人でも同じ学校に日本人がいれば学校へ行くハードルが格段に下がります。
初めのうちは意識して子供の友達関係を構築すると良いでしょう。
対策②現地の子とプレイデートをしまくる
日本人だけではなく、現地の子とのプレイデートもかなり意識しました。
特に同じクラスで娘から名前が出てくるお友達のママ宛にプレイデートをお誘いする手紙を書きました。
こんな感じで
Hi [Friend’s Name]’s Mom!
I’m (あなたの名前), my daughter [子供の名前] is in the same class as [お友達の名前]. They seem to really enjoy spending time together!
If you’d like, here’s my number: [あなたの番号. Feel free to text anytime so we can plan a playdate that works for you.
Thank you so much!
まずは公園、そして自宅にも何度か呼びました。
子供にとって楽しい家づくりを目指していたので、お友達にも気に入ってもらえたようでお友達の方から遊びたいと言ってきたりしました。
また、たまに「親は仕事なのに子供の学校が休みの日」などありますよね。
そういう日があると、こちらから「その日預ろうか?」などと申し出て預かったりもしました。
最初の方は子供のプレイデートというよりは私とお友達のプレイデートみたいになっていましたが…
今ではお泊まり会も何回かするほどの「BFF」になっています。
こういう学校以外で遊べるほど仲良しのお友達が出来ると、学校に行くモチベーションは確実に上がります。
あとは、誘われたお誕生日会には100%参加しました。
こういうお誘いを大事にしたかったので、我が家では最初の数年間は補習校に行っていませんでした。


参加した誕生日会では、新しいママさんの連絡先をゲットするのを毎回の自分の目標にして臨んでいました。
そこから新しいプレイデートに繋げたりしていましたよ。
プレイデートをすると子供の仲はちょっと特別になるので、学校でも更に仲が深まっていたようでした。
英語が話せないからと現地のママとの会話をためらってしまう人がたくさんだと思いますが、子供から名前が出てくる子のママに会う機会があったら挨拶くらいは絶対にしたほうが良いです。
偶然日本のアニメが好き、日本に行ったことがある、などの出会いがあって話が弾むかもしれませんよ。



余談だけど、私が今仲良くしているママ友も
・大学時代の親友が日本人
・日本の彼氏がいた
こんな感じで日本に縁のある方々!
しかも偶然同い年だったというミラクルも。
こちらが英語を話せなくても、優しいママさんはとっても優しいです。
臆せず向かっていきましょう。
ただし…すっごい失礼なママさんもたまにいます。
待ち合わせをしたのに来ないとか…。
そういう時は落ち込んじゃダメですし、運が悪かったと切り替えてください。
アメリカ人だから、日本人だから、とかじゃなくその人が失礼なだけです。
対策③英語を喋れなくて当たり前だと伝えた
突然英語だけの世界に連れてこられた子供達に、意識して伝えていたことがあります。
それは、「アメリカの子は英語だけ喋れるけど、長女ちゃんは日本語も喋れるのに更に英語を頑張っているんだよ。」ということ。
「英語はできなくて当たり前。今まで日本語しかやってきてないんだもん。英語はこれから0から学んでいけば良いんだよ。わからないのが普通だよ。だって赤ちゃんも生まれたばっかりでいきなり話せないでしょ」と。
みんなが当たり前にできている先生からの指示などが出来ないというのは、小学生くらいの子は相当辛いと思います。
こちらに意味があったかはわかりませんが、娘には自尊心を失ってほしくなかったので繰り返し伝えていました。
対策④先生と密に連絡を取り合う
担任の先生とESLの先生にはことあるごとに連絡をしていました。
特にESLの先生には家で親ができることを聞いたり、おすすめの英語の本を聞いたり。



いい意味で(?)「この親うるせーな」と思ってもらうことで、先生が我が子のことを注意してみてもらえていた気がします。
もちろん色々と相談して迷惑なことは承知しているので、先生のお手伝い(学校でのボランティア等)は積極的に参加させてもらいました。
先生と普段からコミュニケーションをとっていると子供へ還元されることも多いかと思います。
どうしても親は受動的になりがちですが、能動的にいきましょう。
対策⑤お弁当に好きなお菓子を入れた
日本の小学校にはなくてアメリカの学校にある楽しいこと。
それは「お菓子」ではないでしょうか。
スナックタイムに持っていくのとは別に、ランチにお菓子が入っているのはアメリカあるあるですよね。
それを我が家でもたまに真似してました。



一応日本人なので毎回持っていくのは気が引けて特別な時にだけ…
持っていくタイミングは、「ちょっと学校行きたくなさそうだな」という時。
- 「ちょっと学校行きたくない」と訴えている日
- 雨が降っている日
- 風が強くて寒そうな日
- お友達と何かあった時 など
今日は特別にランチにマシュマロ入れておくね、など、些細なことでも楽しみを作ってあげたくて。
まだまだこういうものでちょっと嬉しい気持ちになってくれるお年頃です。
お弁当の具を好物にしてあげたり、キャラ弁にしてあげたり、ママができる工夫はありますよ。
対策⑥帰ったら⚪︎⚪︎しようねの約束
子供が学校に行きたがらない時に言いがちなNGワードがこれ。
「学校行ったらきっと楽しいよ!」
これ、楽しいことがなかった場合に子供のテンションが下がってしまうNGワードなんですよね。
なので、こうやって言い換えましょう。
「帰ったら⚪︎⚪︎しようね、準備して待ってるよ!」。
とにかく、ごめんだけど学校は行ってもらうしかない。
その代わり家はあなたの安全基地だから。
好きなことなんでもやろう、待ってるからね!ということを伝えて実践しました。
英語の上達のために放課後はすぐに習い事へ行くというのはよく聞く話ですが、それって子供がずっと緊張しちゃいますよね。
子供が海外生活に慣れていて臨んでいるなら楽しいですが、まだ来たばかりだったら家でゆっくりした方が巡り巡って良い効果をもたらすと思います。
とにかく、子供にとって家を安心できる・だらけきれる場所にするように整えることはママの大事なお仕事です。
対策⑧「学校どうだった?」と聞かない
なんとか学校に行ってくれたら親も気になって「学校どうだった?」と聞いてしまいがちですよね。
しかし、私はあまり聞かないようにしていました。
理由は以下の通り。
- 今日も頑張って行ったけどとりあえず疲れた
- 学校で色々あった
- でも言語化する余力がない
- せっかく忘れていた嫌なこと、どうだった?って聞かれて思い出しちゃった…
こんな状態で「どうだった?」と抽象的な質問をされると「別に」「普通だった」としか答えられません。
そしてこの答えに親はモヤモヤする悪循環。
これは回答を拒否しているのではなく、ただ単に疲れているのです。
聞かれる子供も何か答えなきゃとプレッシャーに感じてしんどい思いをします。
そのため、以下のような質問に変えるように意識すると良いかと思います。
- 情報を取らない聞き方
→「今日も頑張ったね、疲れたよね、お疲れ様」等 - 感情じゃなく、事実を聞く
→「今日の休み時間は中だった?外だった?」等 - 選択式の質問
→「楽しかった?疲れた?/話したい?休みたい?」等
せっかく学校に頑張って行ったのに、家でまで学校のことを振り替えさせられるのは子供にとってあまり楽しいものではありません。
学校の様子を聞くこと自体は悪いことではないですが、聞き方や聞くタイミングは気をつけましょう。
「今日どうだった?」は意外と重い質問だということを理解した方がいいです。
帰宅直後は「今日もよく頑張ったね」で十分です。
何か聞きたいことがあるなら、安心している時などに「学校で困っていることない?」などと聞くようにしましょう。
現地校に通って英語に成功した例
アメリカなどの英語圏に来ると、子供には語学力を身につけてほしいと思いますよね。
我が家の話で恐縮ですが、アルファベットすら知らないで年長で渡米した娘の4年間の英語力の記録をこちらに残しています。


こちらでもまとめていますが、とにかく英語を身につけるなら現地校に行ってもらうのが一番の近道だと私は感じています。
少しでも子供が現地校に楽しい気持ちで学校に通ってもらえるよう、親は全力でサポートしてあげましょう。
まとめ|駐在の子供が「現地校に行きたくない」とならないために
駐在の子供が「現地校に行きたくない」となった時、年齢別に必要な対策は以下の通り。
そして、「現地校に行きたくない」を避けたくて小学生の子に私が実際にした先回り対策は以下の通りです。
子供は臨んで駐在にきたわけではありません。
子供が1日の大半を過ごす現地校を、少しでも楽しく通えるように親が必要な範囲でサポートしてあげましょう。

