英語って、習わせるより憧れさせた方が早いってほんと?

我が家はこれで一気に変わったよ!
教材を増やすより効いた!!
本記事では、「おうち英語に必要なのは憧れの存在だ」という私の持論を我が家の体験談と共にお伝えしています。
我が家はアメリカに住んでいます。
子供たちがまだ英語習得中の間、現地の大学生にベビーシッターをお願いしていました。
おうち英語でいろいろ試してきましたが、一番効果を感じたのがこれです。
英語を教わっているわけではありません。
年の近いお姉さんと、おままごとをしたり絵を描いたりして過ごしているだけ。
それなのに、家の中でも英語が出てくるようになりました。
住んでいる国が違えば事情も変わりますが、考え方の部分は日本でもそのまま使えます。
おうち英語の選択肢のひとつとして、ぜひ参考にして下さいね。
- おうち英語でのアウトプット先に悩んでいる人
- おうち英語がマンネリ化してきた人
- 子どもに英語を話せるようになって欲しい人
おうち英語で一番効いたのは、教材ではなく憧れの存在だった
教材を買い足しても、かけ流しの時間を増やしても、娘たちは英語を話しませんでした。
変わったきっかけは、大学生のお姉さんが家に来るようになったことです。
なぜこの形だけが効いたのか、6つに分けて説明します。
①子供が英語を話す理由が「好きな人がいるから」に変わる
子供が自ら英語を話したいと思うようになる、これが一番大きいです。
優しくてなんでも教えてくれる素敵なお姉さん。
そんなお姉さんに娘たちは完全に憧れ、すぐに仲良くなりたいと思ったようです。
親が「英語をやりなさい」と言うより、あの人みたいになりたいと思う方がずっと強いです。
好きな人が話している言葉だから、自分も話したい。
この順番でないと、小さい子は動きませんでした。



教材は「英語を上手にする」もの。憧れの人は「英語を話したくさせる」もの。ここが全然違った
話したい気持ちがない状態でどれだけ良い教材を入れても、我が家の場合は貯まるだけでした。
順番が逆だったんだと思います。
②教わる英語は身構える。遊びの中の英語は残る
レッスンだと子供は「やらされている」と感じますが、シッターさんとの時間は遊びなのでその感覚がありません。
娘は遊んでいるつもりのまま、ルーレットを回すことを「spin」と言うんだと覚えましたし、サイコロを振ることは「roll」だと覚えました。
大事なのは、覚えようとしていなかったところ。
机に向かって覚えた単語は、テストが終わると消えていきます。
遊びの中で入った言葉は、その遊びごと記憶に残るので消えません。



ツイスターをやるたびに「spin」が出てくる。
これはもう忘れないやつ!
③アウトプットは「相手」がいないと起きない



インプットは足りてるはずなのに、どうして話さないんだろう…
おうち英語のインプットは、家の中でいくらでも増やせます。
かけ流し、絵本、動画。
参考までに、我が家がシッターさんにお願いし始めた時のインプットは1,000時間ほどでした。
それでも、娘たちは家では一切英語を話しませんでした。
現地校に通っていても、家に帰れば日本語です。
理由は単純で、英語を話す必要のある相手がいなかったから。
私が英語で話しかけても「日本語で喋って」と言われて終わりでした。
それがシッターさんに来てもらうようになってから、姉妹どうしで英語を使うことが圧倒的に増えました。
おままごとも、ぬりえも、ツイスターも、全部英語になりました。
インプットは親が用意できます。アウトプットは相手を用意しないと絶対に起きません。
インプットが足りていないのではなく、出す場所がなかっただけ。
2000時間インプットを貯めてきて英語が口から出てこないのは、疑うのは教材ではなく相手の方です。
④親でも先生でもない第三者だから、格好つけたくなる
親には「第三者」という距離感は作れません。
ちょっと年上の、憧れのお姉さんという立ち位置は他の誰にも代われないものです。
親の前ではいくらでも甘えるのに、お姉さんの前ではいい子でいたい。
この格好つけたい気持ちが、英語を口から出させます。
「先生」とも少し立場が違います。
先生相手だと「間違えたら直される」になりますが、憧れの人の前では「ちゃんと伝えたい」になる。
同じ間違いでも、子供の中での意味がまるで違います。
⑤憧れの相手は「日本語ができない人」の方がいい
日本語が通じる相手だと、子供は困った瞬間に日本語へ逃げます。
そのため、「伝えたいことがあるなら英語で言うしかない」状況に追い込むことが大事です。
ツイスターのルールを聞かれたとき、長女は知っている単語をかき集めて必死に説明していました。
逃げ道がなかったから起きたことです。



通じないのは不便じゃなくて、条件だったんだよね
日本で同じ状況を作るなら、留学生や帰国子女のお兄さん・お姉さんが近いです。
実は、我が家に来てくれたお姉さんは日本語を勉強している大学生。
なので、簡単な日本語は理解できる方でした。
しかし、子供達が日本語に甘えるといけないので子どもの前では絶対に日本語を使わないことを約束してもらっていました。
⑥「やりなさい」が要らなくなるから続く
おうち英語で一番しんどいのは続けることです。
教材はどれも、親が声をかけるのをやめた日に止まります。
シッターさんの日は、こちらが何も言わなくても子供が玄関で待っています。
週2回の2時間を続けていますが、飽きたと言われたことが一度もありません。
むしろ来てくれる曜日を楽しみに待っていました。
親が頑張らなくていい形だけが結局は残るんですよね。



子供は英語で遊べて、私は自分の時間ができる。
これが続いた理由でもある!!!
そもそも英語のバイリンガルベビーシッターとは?
英語のバイリンガルベビーシッターを簡単に言うと、英語を話せる人に我が子の面倒をみてもらうこと。
子供をただ預けるだけではなく、預けている間に子供が英語にたくさん触れられるのが特徴です。
「ベビー」と名がついていますが、幼児〜小学生まで幅広い年齢の子どもの面倒を見てくれます。
教室でもオンラインでもなく、自宅や馴染みのある場所に英語の先生が来てくれるのがほかとの違いです。
英語シッター、外国人シッター、ネイティブベビーシッターと呼ばれることもあります。
呼び方は違っても、やってもらえることはほとんど同じ。
英語ベビーシッターのデメリット
バイリンガルシッターのデメリットは以下の通りです。
デメリット①費用が高い
英語ベビーシッターは、一般的なベビーシッターと比べると費用が高くなりがちです。
しかし、マンツーマンのプライベート英会話レッスンに通うよりは安い値段で頼めるんですよ。
デメリット②親とコミュニケーションがとれない可能性
親が英語を話せない場合、親とシッターさんの十分なコミュニケーションが取れない可能性があります。
バイリンガルと言っても「日本語ペラペラ」なのか「日本語はあいさつ程度」なのか、シッターさんの日本語レベルはその人によります。
もし日本語があまり話せない×こちらが英語を話せない場合に意思疎通が難しくなることもあるでしょう。
デメリット③家事代行は頼めないかも
ベビーシッターではありますが、バイリンガルシッターでは安全面から家事代行は頼めないことが多いです。
たとえ可能であってもプラスで費用がかかりますし、もちろんその間は子供の相手をすることはしてもらえないのであまりおすすめはしません。



私はいつも、シッターさんにみててもらっている時に横で料理や掃除をしているよ〜
英語ベビーシッターの料金目安|1時間いくら?
都内でのベビーシッターとバイリンガルシッターとの相場料金を比べてみました。
| 種類 | 1時間あたりの相場 |
|---|---|
| ベビーシッター | 2,400〜3,300円 |
| 英語ベビーシッター | 3,300〜4,000円 |
英語ベビーシッターは、通常のベビーシッターより3割ほど高くなります。
ちなみに上記は基本料金で、一般的には他にも以下のような費用がかかってきます。
- 入会費
- 年会費
- シッターの交通費
- 夜間早朝割増料金
- レッスン料金
- 子供追加費用
ベビーシッターは提供している会社によって全く料金体系が異なる場合があるので、詳細は気になるサービスの公式サイトで確認して下さいね。
ちなみに
アメリカで大学生にベビーシッターをお願いしている我が家ですが、6歳と4歳の2人まとめて遊んでもらって1時間20ドル(3,000円強)をお支払いしています。
直接契約しているので入会費や年会費、紹介料は一切なく、シッターさんの交通費もありません。
ベビーシッター文化が根付いているからこその料金だと思います。
日本でも浸透してほしい…!
おうち英語のアウトプット先|英会話教室・オンライン英会話・シッターの違い
おうち英語のアウトプット先って、結局どれがいいの?
インプットが足りてきたら、次に探すのは出す場所です。
おうち英語からの出口は、大きく3つあります。
比較するとこのような感じです。
| 比べるところ | 英会話教室 | オンライン英会話 | 英語シッター |
|---|---|---|---|
| 場所 | 教室に通う | 画面の前 | 家に来てもらう |
| 相手 | クラスの先生 | 毎回変わることが多い | 同じ人が続く |
| 時間の使い方 | レッスンの型がある | レッスンの型がある | 遊びそのもの |
| 1回の長さ | 40〜60分 | 25分前後 | 1〜2時間 |
| 親の手間 | 送迎がいる | 付き添うことが多い | 家事をしていられる |
英会話教室|通う時間の割に、話す時間が短い
英会話教室では、クラスに何人かいると1人が英語を口に出す時間はほんの数分です。
しかもそこに送迎の往復という負担がかかってきます。
これから英語を始める子には合いますが、すでにインプットが溜まっている子には物足りません。
2000時間積んだ子が、色の名前や数字の言い方を覚えさせられることになっても意味がありません。
オンライン英会話|画面の中だけで完結する
オンライン英会話は手軽さと料金では一番です。
ただ、画面の向こうの人とはおままごとができません。
公園にも行けませんし、ぬりえの横で話しかけてもらうことも、砂場で泥だらけになってもらうこともできません。
25分の枠に収まる会話は、どうしてもレッスンの形になります。



それだと、もうオンライン英会話なんだよね。憧れの対象にはなりにくい
英語シッター|生活の中に英語が入ってくる
英語シッターさんに家に来てもらうと、英語が「習い事の時間」から「生活の一部」に移ります。
いつものおもちゃ、いつもの部屋、いつもの遊び。
変わるのはそこにいる人だけです。
1時間あたりの料金は3つの中で一番高くなりますが、一番自然に英語と触れ合えます。
憧れの存在ができるのは英語シッターだけでしょう。
我が家の英語ベビーシッター体験|週2回・2時間の中身
我が家のバイリンガルシッターさんとの大体の1回の流れをまとめてみました。
一回のセッションをイメージする参考になればと思います。
週に2回、4時〜6時の2時間来てもらっています。
いつも時間ピッタリに来てくれます。
子供達、テンションが上がりながら「Follow me」などと言い遊び部屋へ連れて行きます。
お人形遊び・おままごとが大好きなので大抵来たらまずこれで遊んでいますね。
娘たちのブロークン英語を拾いながら、シッターさんは正しい文法に直してくれます。



This sleepingと娘が言うとOh, she is sleeping?と言ってくれたりね!
たっぷりおままごとに付き合ってくれたあとは、娘たちがぬりえをしたいとテーブルに連れてきます。
ぬりえって黙々と作業をしがちですが、シッターさんはずっと話しかけてくれます。
- What color do you like?
- This is my favorite Disney princess.
- Which princess do you like?
基本的な会話ですが、子供達の頭を英語モードにするには十分です。
お天気が良かったので庭で遊びたいと飛び出して行きました。
私は室内にいたのでどんな会話をしたのかは分かりませんが、喋っている感じは伝わってきました。
こんな感じで、いつもの遊びをそのまま英語で出来るって素晴らしいなと実感して感動です。
娘が大好きなツイスターを引っ張り出してきました。
絶対にルールを知っているであろうシッターさんですが、長女に「Can you tell me the rule?」と優しく聞いてくれます。
自分の知っている単語でなんとか伝えようとする長女の姿に成長を感じます。



この時に長女はルーレットを回す、という時に「spin」を使うんだと学んでいたよ
絵本の読み聞かせを毎回必ずして欲しいと私からお願いしているので絵本タイム。
3冊ほど、子供達のリアクションを確認しながらゆっくり読み進めてくれます。
まだ遊びたい〜と子供が言う中、バイバイの時間。
またすぐに遊ぼうね〜と大満足の2時間でした。
この他にもこんなアクティビティをしています。
- Switchでマリオパーティ
→シッターさんに英語でルールを説明している - 娘が絵本を読む
→デコーダブル本で発音を正してもらう - 公園で遊ぶ
→基本的な遊びワードを覚えられる - アルファベット遊び
→私が用意したアルファベットアクティビティ - カードゲーム
→パズルやトランプ・ウノなど
何度も来てもらっているのに子供達は全然飽きないですし、毎回シッターさんが来るのを本当に楽しみにしています。
遊びながら英語を覚えたい・英語を使う環境が欲しいという場合には本当におすすめです。
最初はうまくいきませんでした|姉妹でお姉さんの取り合い
ここまで良いことばかり書いてきましたが、始めたころは全然うまくいきませんでした。
姉妹でお姉さんを取り合って、喧嘩ばかり。
「今日は私とだけ遊ぶ!」「私が遊びたい遊びでまず遊ぶの!」の応酬です。
肝心のシッターさんが、喧嘩の仲裁で困ってしまっていたのです。
シッターをやるくらいなのである程度子供が好きではあると思いますが、子供のトラブル対応に慣れていないのは当たり前。



英語のために来てもらってるのに、仲裁ばっかりさせちゃって申し訳なかった…
ただ、いま振り返るとこれは憧れていた証拠でもありました。
どうでもいい相手を、姉妹で取り合ったりしませんよね。
最初の方は泣き声が聞こえるたびに私が間に入っていました。
しかし、いつからかシッターさんと子供達との関係性ができてからはシッターさんが全て対応してくれました。
悪いことをした方を優しく叱り、2人が同じくらい悪ければきちんとお話をし、2人がしたいことをうまく順番に取り入れてくれました。
親だとこのまま泥沼化するパターンもありますが、シッターさんの手前少しは我慢ができるので喧嘩をしてもすぐに収まることが多くなりました。
兄弟姉妹でお願いするメリットは間違いなくありますが、このようなデメリットもあります。
ケンカをした場合、シッターさんにお願いしたい方向性などは予め決めておいてもいいでしょう。



ケンカしたら私を呼んでください、ケンカしたらしっかり叱ってもらって大丈夫です、等
本帰国後の英語維持に、英語バイリンガルシッターさんが役立ちそう
海外にいる間は、現地の大学生に来てもらえます。
けれど帰国すると、その環境がまるごと無くなります。
本帰国で失うのは英語力ではありません。
英語を使う理由の方です。
週5日の現地校が無くなって、家族は全員日本語。
話す相手がゼロになった状態で、教材だけ続けても同じことになります。
だから我が家は、帰ったらまた家に来てもらうと決めています。



帰国したら絶対にお願いするって、もう決めてる!
日本にも、同じことができるサービスがありました。
それがeシッターです。
留学生や帰国子女のお兄さん・お姉さんが家に来て、英語で一緒に過ごしてくれます。
我が家がまだ使えていないので使い心地は書けませんが、帰ったら絶対にお願いすると決めています。
▼料金・対象年齢・エリア・選んだ理由はこちらに全部まとめました


英語ベビーシッターがおすすめな子・向かない子
個人的にバイリンガルシッターをおすすめするのは以下のような子です。
- 本帰国後の英語力維持方法を探している子
- おうち英語でインプットを貯めてきて、とにかくアウトプットがしたいという子
我が家の娘たちのインプット時間ですが、シッターさん契約当初は大体1,000時間ほど。
これくらいのインプット量があれば簡単な会話は十分に出来ます。
バイリンガルベビーシッターでとにかく得られるのは英語をアウトプットする機会です。



小さな頃からインプットを貯めてきた子には絶好の場だよ!
アウトプットはもちろん、遊んだりお話しする中で初めて出会う言葉もあるはずなのでインプットにももちろん役立っています。
正直、全く英語が初めての場合は難易度が高いと思います。
英語初心者の場合はまずは英語の音声をたくさん聞いて、インプットを貯めておくのが一番良いでしょう。
英語インプット初心者におすすめ
- 幼児(0〜2歳)
→ベイビーイングリッシュラボ
→ディズニー英語システム無料サンプル - 幼児(2〜6歳)
→ミライコイングリッシュ
→ディズニー英語システム無料サンプル - 小学生(低学年)
→トド英語
※ディズニー英語システムの無料サンプルは日本国内への発送のみです。海外にお住まいの場合は届かないので気をつけて下さいね。
まとめ|英語は習わせるより、憧れさせる
我が家がおうち英語で一番効果を感じたのは、教材ではありませんでした。
年の近い、憧れのお姉さん(お兄さん)です。
- 子供が英語を話す理由が「好きな人がいるから」に変わる
- 遊びの中で入った言葉は、覚えようとしていないから残る
- アウトプットは、相手を用意しないと起きない
- 親でも先生でもないから、格好つけたくなる
- 日本語が通じない相手だから、逃げ道がない
- 「やりなさい」が要らないから続く
インプットを貯めてきたのに話さない…と悩んでいるなら、疑うのは教材ではなく、出す相手がいるかどうかです。
親が「英語をやりなさい」と言うより、あの人みたいになりたいと思う方がずっと強い。
憧れる人を作ることから始めてみて下さいね。
\日本でも大学生に来てもらえます/









